2007年11月05日

4部練のような一日

きのうの日曜日の、なんと長かったことか。
朝はいつも通り病院に寄り、朝ご飯の面倒を見たり、足の運動に付き合ったあと、
「今日は淀川マラソンの応援に行くから、ゆっくりでけへんねん。ごめんな」と
父に断って8時過ぎに病室を飛び出し、病院の駐車場で軽くストレッチをしてから
枚方に向かって走り出した。

JR茨木駅を越え、阪急茨木市駅を横切り、父がいつも通っていたスナックの前を通り、
高槻市を抜け、10k先の淀川市民マラソンの会場へ向かう。
約1時間後、淀川にさしかかり、枚方大橋を渡っている時に
ちょうどフルマラソンの部がスタートしていた。

071104full start.jpg

会場に着くと、オレンジののぼりを立てたRWSチームが集まっていて、
それぞれにレース前の準備をしていた。晴天のもと、和気あいあいとした雰囲気が
あるものの、笑顔の中にもなんとなく緊張した空気感がある。

実は昔の元上司もこの大会にハーフの部でエントリーしていて、
その人を応援するのも、今日の目的のひとつだった。
その人は長い間病気を患ったために仕事ができず、これがいわば、
社会復帰を実感するためのレースだった。
このレースのために練習をすることがその人にとっての再出発であり、
大会の当日にスタートラインに立つこともまた再出発のスタートであり、
完走してゴールラインを越えることそのものが再出発の証だった。

その人に「今日は暑いですから塩分が失われますよ」と言って塩飴を2コ渡し、
スタートラインまで一緒に行き、「ゴールで待ってますから」と言って
スタートを見送った。

071104iwahashi.jpg

RWSの応援に来ている他の人と1時間ほど話しながら過ごしたあと、
戻ってくるランナーを迎えるためにゴールから数百メートルの地点に移動。
まず店長が1時間14分台という信じられないタイムで帰ってくる。
その後も20分を切る人、30分を切る男性、女性、30分台前半で帰ってくる人、
40分を切る人・・・普段一緒に走っている人たちが続々としっかりした足取りで
目の前を通り過ぎて行く。

いつも一緒に走っている人たちの快走を応援をした後、
一旦はコースから離れてブルーシートの地点に戻る。
しかし自分はまたコース上に戻る。元上司が帰ってくるからだ。

「途中で歩いてでも、3時間あったら帰ってこれるやろ」とその人は言っていた。
しかし3時間どころか、遠くにその人の走る姿を見つけたのは2時間半よりも前だった。
ゴール前で応援の声をかける。走って先回りして、また応援の声をかける。
そしてその人は1歩も歩かずに21キロを走り抜き、2時間半でゴールした。
完全復活だ。その人の元直属の部下に速報をメールで送る。
よかった。ほんとによかった。
ただ前だけを見て懸命に走るその姿を思い出すと、今でもこみあげてくるものがある。


ゴールしたその人にお疲れさまを言い、RWSの人たちに挨拶をし、
また10kの道のりを家に向かって走り出した。
途中、阪急茨木のミスドでドーナツとさつまいもパイを食べ、
家に帰ってからはシャワーで汗を流してシャツを着替え、
今度は大阪の東淀川区に向かって走り出す。
目的は、注文しておいたロード用のバイクを取りにいくため。

この行程はひとりではなく、ヨメと一緒に走った。

071104keiko.jpg

万博公園を回り、摂津市を抜け、吹田市を縦断し、
目的のアスリートカンパニーまで約13kのランニング。

ヨメとペチャクチャとしゃべりながらのゆっくりペースで走り、
約1時間半でアスリートカンパニーに到着。すでに朝から33kほど走っている。

071104athlete com.jpg

071104treck.jpg

そこで注文しておいたバイクを受け取り、ヘルメットやバイク用のパンツを
買ったあと、今度は赤川鉄橋を渡り、晩ご飯をもらうためにelemamaの家へ。
(なんちゅう忙しい一日や・・)
自転車屋を紹介してもらい、晩ご飯までおねだりしておきながら、
無神経なことに手ぶらでおじゃましてしまった。
そればかりか、風呂に入って汗も流させてもらい、めちゃめちゃ美味しい鍋まで
ご馳走になり、好きなだけビールを飲ませてもらい、1日の締めくくりとしては
このうえなく極楽な時間を過ごさせてもらった。

071104nabe.jpg

しかし実はこれが1日の締めくくりではなく、
そこから茨木の自宅までバイクを漕いで帰らなければならない。
elemamaが「練習がてら途中まで送るから」と言ってバイクを出してくる。
ヨメはバスで大阪駅まで出て、そこからJRで帰る。

ヘルメットをかぶり、ライトを点けて走り出したものの、
「練習がてら」と言うだけあって、elemamaは速い、速い。
こちとらビールが回って頭がガンガンしてるし、朝から動きっぱなしなので
いいかげん眠たいし、それなのにelemamaはものすごい回転数で足を回している。

結局吹田まで先導して(というか引っぱって)もらった。
家に着いてからは、もう死んだかのように速攻で眠りに落ちてしまった。
1日たった今日も、カラダがだるくて、眠たくて、もう仕事中もヒョロヒョロ。
posted by まこと at 23:59| Comment(5) | ランニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本当に、ご無事で、何よりです。
ライトですが、あすお店に、持って行ってきますね。。(ギターのついでに。)
Posted by elemama♪ at 2007年11月06日 08:41
本当に心のこもった応援ありがとうございました。
スタートラインに着けたばかりか完走を出来たとは夢のようです。
まことさんが『ゴールで待ってる』と言う思いが完走につながったと確信しています。
そうでなければきっと歩いてたか棄権していたと思います。
それにしても随分久しぶりのハーフはきつくほろ苦かったです。
また6分ペースを目標にいつまでも走れるように一日一日地道に身体を創りたいと考えています。
今後もよろしくご指導をお願いいたします。
Posted by 夢追い人 at 2007年11月06日 08:53
elemamaさん
何から何まで、ほんと甘えっぱなし、世話になりっぱなしですみません。お鍋、サイコーに美味しかったッス。次の日に事務所の引き出しをゴソゴソしたらイ○イさんの名刺が出てきました・・。

夢追い人さん
当日は暑かったですし、きっと苦しくて長い21kだったんでしょうね。応援に行ってほんとによかったです。おかげで大きな勇気をもらえました。
11月25日、神戸女子でお会いできるのを楽しみにしています。
Posted by まこと at 2007年11月06日 12:48
こころ温まるお話ですね^^
夢追い人さん〜ほんとうにおめでとうございます。乗り越えて来られたのですね、いろんな試練を・・・マラソンって他人との競争ではないですものね。きっと。まことさん!ママさん、パパさん、揖斐川がんばってくださいね。もちろんkeikoさんも!!
Posted by さとっちゃん at 2007年11月06日 20:07
さとっちゃんさん
おっしゃる通り、マラソンは他人との競争じゃないですね。それぞれがいろんな事を乗り越えて、その成果を実感できて、納得のいくゴールができれば気持ちが満たされるし、称え合うことができるんですよね。
個人競技のようで、実際は人から力をもらって走ってる・・・不思議なスポーツですね。
いびがわ、力不足で潰れるかもしれませんが自分なりにガンバってきます。
Posted by まこと at 2007年11月07日 01:54
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