2007年08月27日

世界陸上2日目

日曜日、世界陸上2日目。
何カ月も前からチケットを買って楽しみにしていた長居競技場へ次男と行ってきた。

いつもの長居公園とはまったく様変わりしていて、競技場の外にもテーブルやイス、
パラソルがたくさん並べられ、大きなスクリーンで競技の模様が映し出され、
ミズノやコカ・コーラ、TBSなど、たくさんのスポンサーがショップを出して、
そのどこもが人の列を作っている。

競技場に入る前は警備員やスタッフがたくさんいて、ひとりひとりチケットの確認、
身体検査、手荷物検査・・まるで出国ゲートのような手続きを踏まされる。

飲み物を持ってきている人は、カップにあけさせられ、
それが(化学物質ではなく)飲み物であることを証明するために、
係員の目の前でひと口飲まされる。

競技場内に入ると、5時頃には空席が目立っていたが、7時、8時とだんだん
満席になってきて、徐々に熱気が高まっていくのがわかった。

070826aiif03.jpg

入場した時はちょうどメインスタンド前で女子7種競技の走り幅跳びをしていた。
やっぱり生はリアルだ。助走のスピードや、踏み切ってから空中へ飛び出す高さは、
テレビでは伝わっていなかったんだ。
息子と二人で「速っ!」「高っ!」という言葉が何度口から出てきたことか。

そのうちに女子7種競技のやり投が始まり、女子800mの準決勝が始まり、あっちでは
女子砲丸投げの決勝が始まり、こっちでは女子棒高跳びの予選が始まった。
ナイターの競技場のあちこちから、それぞれの競技に対する歓声や拍手や手拍子が
時間差で起こる。

7種競技の中田有紀という選手も、棒高跳びの近藤高代という選手も知らなかったけど、
応援しているうちに力が入ってきて、全力で闘っているのがこっちにも伝わってきて、
なんか熱くなってきて、すごく気持が高ぶってきて、涙が出そうになった。
(日本記録保持者であったり、日本選手権を何連覇もしている選手だということを
あとで調べて知って、知らなかった自分の勉強不足を恥ずかしく思った)

そして、いよいよ8時10分からは男子100m準決勝が。
競技場の空気がそれまでとは一変して、異様な雰囲気と歓声に包まれた。
場所を移動し(ほんとはいけないんだけど)、スタート地点のすぐ上まで行き、
「あさはらぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」と声がかれそうな大声で何度も叫んだ。

070826aiif02.jpg

ファイナルには進めなかったけど、朝原と観客は、10秒の間、夢に向かって完全に
ひとつになっていた。まるで日本人選手が金メダル候補であるかのような、
ものすごい応援だった。

準決勝の二組が終わると、今度は女子100mの2次予選。そして7種競技の800m。
その800mで中田選手が最後尾から3人抜いただけで、競技場はものすごい歓声に
包まれる。こっちも、「いけぇ〜、いけ、いけぇぇぇ〜〜〜〜!!!」と、
ほんとに優勝がかかっているかのような力の入った応援をしてしまう。
スピードといい、臨場感といい、ナマはすごい。

「やっぱり来てよかったな〜」と次男と二人で堪能しているところへ
今度は男子400m障害。決勝進出をかけた成迫健児が走る。
もう見ごたえが多すぎて体がしびれてくる。
「なりさこぉぉぉ!!! なりさこぉぉぉ!!!」と力一杯応援してヘトヘトに
なっているところへ、ジャジャ〜ン、男子100m決勝!・・・・もうたまらん。



レースが終わったあとも次男と二人で
「ゲイはすごい!」「ゲイはすごい!」「ゲイはすごい!」と、
千日前のあたりで言ったら別の意味にとられそうなセリフを何度も口にし、
興奮から抜け出せない状態が続いた。

生で4時間、世界陸上を見た緊張と興奮は、たぶんしばらくは忘れられない。
ナマ両陛下も2日続けて見れたし、ナマ織田裕二も遠くの方に背中だけ見れたし、
ナマ朝原も、ナマパウエルも見れたし、やっぱりナマはすごい。

この日、一番ど肝を抜かれたのは実はタイソン・ゲイではなく、女子棒高跳びの
世界記録保持者エレーナ・イシンバエワだった。ずっと寝ころんでいたのに、
最後に出てきて、他の選手が四苦八苦してクリアしているバーのはるか上を
飛び越えていくのを目の前で見て、こら次元が違うワ、と感じた。世界はスゴすぎる。

070826aiif01.jpgレース後にインタビューを受ける
タイソン・ゲイ。

070826aiif04.jpg試合後、通路で抱きあう
女子砲丸投げの
バレリー・ビリ。

posted by まこと at 23:59| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一生もんの熱い日でしたね。世界陸上にはうちもハマってるので羨ましい。
男子マラソンの日,夜テレビを見ていて,マラソンとか開会式とかでまことさんたち映ってるのかも,なんて思ってました。
Posted by びい at 2007年08月28日 06:09
ナマはいいです。チケット高いんですけどね、長い人生で考えたら値打ちのある使い方かなと思っています。
まだ金曜の夜と土曜の夜も行くんです。日曜日の女子マラソンも、もちろん沿道で応援します。
Posted by まこと at 2007年08月28日 12:26
お久しぶりです♪
家も世界陸上みてますよ。
自分で走ってるから、ほんと世界陸上にでる
選手達の速さ、
あっけにとられて、すごすぎる〜〜〜と
目をまるまるしてみてます^^
生でいろいろ見られて、いろんな有名人に出会えていいなぁ〜♪
Posted by ふる〜つ at 2007年08月30日 10:04
どうも、お久しぶりです。

世界陸上生観戦うらやましい。小生は、ハイライトをみるのがやっとという毎日ですが、
偶然イシンバエワ選手の時は、テレビLIVE観戦できました。
なんか、あの集中力と勝負強さを兼ね備えていながら、終わった後のさわやかさのギャップはとても印象的でした。
生でみたらすごい跳躍なんでしょうね。
みのさんもスタジオに呼ぼうとしたら翌々日には帰国で、がっくりしてました。
追伸 女子棒高跳び日本人選手がえらい気の毒に感じました。
Posted by 駿河のべーちゃん at 2007年08月30日 21:07
ふる〜つさん
テレビで見ていても、ラップタイムを見るとあっけにとられますが、ナマで見てるとね、トラックを回るスピードがホントにめちゃめちゃ速いです。それと、陸上選手のカラダはめちゃくちゃ美しいです。

駿河のべーちゃんさん
メッチャお久しぶりですね。ホノルルマラソン以来でしょうか。
女子棒高跳びの日本人選手が敗退してからイシンバエワは出てきて、バーのはるか上を跳んでいきました。目の前で見たその跳躍はど肝を抜かれました。
でもね、棒高跳びの近藤高代選手、生で見てると、自分の順番が回ってくるまでの緊張感や、集中力を高めてる様子も含め、全力で闘っているのが伝わってきて、すごくよかったですよ。
Posted by まこと at 2007年08月31日 01:47
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