2008年02月07日

思い出にさよなら

うちの事務所には、10日ほど前に壊れてしまったコーヒーメーカーと、
まったく使われていないパソコンが2台ある。
コーヒーメーカーは、独立した時に祝いでもらったものなので愛着があるし、
これまでに何千杯というコーヒーを飲ませてもらったし、
パソコンも設立当初から昼となく夜となく活躍してくれていたものだ。
つまりコーヒーメーカーもパソコンも、それなりに貢献度も高いし、思い出もある。

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とはいえ、使っていない以上はただのオブジェになっているだけなので
本当は処分したいんだけど、今の時代、パソコンの本体やモニタを大ゴミの日に
出すことはできない。古いマシンの場合には、引き取ってもらうにもお金がかかる。
どこの会社や家にもそういうパソコンが眠ってるかもしれないが、
うちの事務所にも、約7年前のWindows PCと、おそらく10年くらい前のMacがある。
どちらもまったく使っていないし、電源すらこの1年以上は入れていない。

仕事はしないけど場所はとってる。
場所はとってるけど家賃は払わない。
処分したいところだけどお金がかかる。

そういう、可愛そうだけど必要のないパソコンくんを
どうしたものかと以前から悩んでいたところへ、
10年前のパソコンでもいいので現金で引き取りますという業者から電話があった。
詳しく話を聞いてみると、古いマシンでも、中身を分解して
パーツを中国やアフリカに流すらしい。

早速その業者に来てもらうことにしたが、Macだけは自分の持ち物じゃなくて、
2年前までうちの事務所に間借りしていたコピーライターの置き土産なので、
処分してもいいものかどうか、ご本人に電話してみた。

その人と電話で会話をするのは、たぶん1年半ぶりくらいかな。
「どうしてはりますのん」と聞くと
「ええ仕事がなくて死にかけてますわ」と元気な声が返ってきた。
着払いでその人にパソコンとモニタを送るというのも考えたことがあったけど、
送料を負担してもらうのはその人にとっても負担だろうし、
そもそもパソコンを送るのにいくらかかるかも知らないし、
きっとその人もこちらで処分してもらえるのなら助かるだろうと思って
事情を話したら、案の定、喜んでもらえた。

ただ、中に大事なデータが入っていてはいけないので、
「大事なデータとか、思い出に残る仕事とか入ってませんか?」と尋ねると、
「ハハ・・ぜんっぜん入ってませんわ」ということだった。

「インターネットからダウンロードしたエロ画像とか入ってませんか?」
と笑いながらツッコミを入れると
「あ、それは残ってるかもしれませんワ」という返事が自然に返ってきた。
その人の人間性からして、そんなものは入ってるわけもないし、
実際に電源を入れてもハードディスクには仕事のデータしか入っていなかった。
でも、そういう冗談に乗ってきてくれると、
(元気にしてはるみたいでヨカッタ)と思えてうれしくなる。
posted by まこと at 23:59| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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