2007年08月19日

水道屋一筋40年

盆休み、ヨメや妹が台所で洗い物をしていると流しから水が戻ってくるので、
これは排水管が詰まってるに違いないってことで、洗浄液を流したり、ワイヤーを
買ってきて排水溝からゴシゴシ突っ込んだりしてみたが、結局直らなかった。

仕方がない。水道屋さん呼ぼう。

7軒くらい電話してやっとつかまった水道屋さんが、金曜日の夜に来てくれ、
しばらく頑張ってくれたが直らず、土曜日の朝一からもうひとり職人さんを連れて
また来てくれた。

流しを点検したり、家の外の排水管を調べたりしてくれたが、原因はわからず。
今度は台所の床下を開けて家の排水管がどう通っていて、
どこが詰まっていそうなのかを調べ始めた。

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最初はのぞくだけだったのが、それだけでは原因がわからず、
どんどんと奥深く入っていく職人のおっちゃん。

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そのうち職人のおっちゃんは、床下を通っている排水管をノコギリで切り、
そこから棒を突っ込んだりホースを突っ込んで水を当てたりするのだが、
(このおっちゃんは壊し魔か?)と不安な目で見守るしかなく、
そうこうしているうちに排水管の切り口から詰まっていた水が逆流して流れ出し、
床下はビチョビチョ。

家の設計図を探してきて見せながら、
「排水管はここをこんなふうに通ってるみたいですね」と言っても、
「設計図はこう引いてあってもねぇ、なかなかその通りには作ってまへんのや普通は」
と言いながら、自分の思い込みの通りに床を探ったりマンホールをあけたりする。

台所の排水管とはぜんぜんつながっていないマンホールをあけて洗浄するおっちゃん。
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「こう行って、こう行って、物置の下を走っとんな〜。ここの床を剥がさなアカンか」
というひとり言が聞こえたので、(おっちゃん、これ以上壊さんとって・・・)
とビビって見ていると、別の職人さんが
「そことちゃうで。階段の下を通っとる」と正してくれた。
おっちゃんは「ホンマか。そっちか」と自分の思い込み違いに気付いてくれた。

(ほら見てみ、おっちゃん。さっき見せた設計図では階段の下通ってたやん)

はぁ・・とため息をついていると、トイレから出てきた父が下半身ハダカで
廊下を歩いてるし、その横を職人さんが道具を持って行ったり来たりしてるし、
今日のこの家は、なんか普通じゃないぞ〜。

そしておっちゃん今度は、廊下の床から出ている金属の突起を見つけ、
「これはなんや!こんなところにガスの栓が来とるんか」と調べ始めた。

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(おっちゃん、それは扉が壁に当たらんようにするためのクッションや〜!)

まあでも、気のいいおっちゃんだから、文句を言う気にはならない。
前の晩も遅くまで頑張ってくれたし、今日も職人さんをもうひとり手配して
朝一から来てくれたし、シャツの色が変わるくらい汗をビショビショにかいて
頑張ってくれてるし。

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結局3時間かかって詰まっているカ所を突き止め、そこにホースやらワイヤーやら
太いゴムチューブなどを突っ込んでガンガンたたき、排水管の内側にできた
コレステロールのような壁を崩し始めた。

マンホールに水が流れ始めた。

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詰まっていたモノがはがれて流れていく。
粘土のような、壁のようなものがどんどん流れてくる。ものすごい量だ。
おっちゃんは根気よく作業を続け、相当な量の壁を崩して、
水の流れる道を通してくれた。
排水管の内側が岩のようになって、完全に道をふさいでいたらしい。
築19年にもなると、こんなふうに詰まってしまうのか。
「これであと10年か15年は大丈夫でっしゃろ」と言われた。

おっちゃんのおかげで、高圧洗浄の業者を呼ばなくても排水管がきれいになった。
ほんと、お疲れさまでした。
posted by まこと at 23:28| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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